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文庫版『おしゃべりニューヨーク』といろいろーその3
文庫版『おしゃべりニューヨーク』第2巻<生活編>、12/18に発売されました!
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生活編には、食べ物関係の書き下ろしがたくさん載っております。
カバーは、並べてかわいいように、かなりはじめのうちからデザインを進めていただいていて(本文書き下ろしのまわりのデザインも)、ほんとに嬉しい♡
かわいいカバーと、なにかあると、ほんとにすぐに直しや代案を出してくださったデザイナーさん、掲載時から時間がたっているので事実関係などを、ものすごーーーくしっかり調べていただいた、編集担当さん、編集アシスタントさん、編集プロダクションのみなさん、総出で校正あたっていただいた編集部のみなさまにはお世話になりっぱなしです。
そして、2巻の巻末の解説は、演出家・映画監督の守屋健太郎さんにお願いしました。

解説に書いていただいた内容は、なんだかかっこよすぎて照れますが、その文章にあるように、ニューヨークで、ひょんなことから知り合い、何度かアパートやお店でだらだらと話してすごしたり、ごはんを食べたりしました。
彼はじつはニューヨーク時代に、わたしのだらだらした日常を見た、数少ない日本人なのです(汗)。
たしか、学生のあいだにもういちどニューヨークにいらしたんじゃなかったかなー。

卒業後、テレビマンユニオンに入社され、あれよあれよと、わりとマニアック?な監督さんとして、テレビに全然詳しくないわたしにも、伝わってくるような仕事をされて、すごいなーって思ってみていました。
入社したてのころだったかに撮った、ミュージックビデオに、わたしの好きな場所で撮影したってメモをつけて、ビデオテープを送ってきていただいたりしました。

守屋さんが監督した『シーサイドモーテル』を見に行ったときのブログがこれ
2010年ですね。
もちろん、守屋くんが監督だってわかってて見に行ったんですけど、ブログの読者には関係のないことだったし、知り合いだとかそんなことじゃなく、見たって書きたい映画でした。
知ってる人じゃなくても見に行ってて、同じことを書いていた。

1巻で、村上知彦さんに書いていただいた解説もですが、まずは、もうわたしのこととか覚えててくださっててすいませんありがとうございますって気持ちであり、そして、おふたりとわたしが、お互い微妙に違うことを記憶しているというのがおもしろくて、お引き受けいただいた原稿を読むことがすごく嬉しく楽しい体験でした。

最近、「じぶんのなかの記憶」っていうこと、ときどきぼんやり考えています。

ーーー

夏に、三重県立美術館に三沢厚彦展を見に行きました。
三沢さんのトークショー目当てで行ったんですが、そのお話のなかで、、、、
三沢さんは動物の彫刻を作られているけど、じっさいに動物をみるんじゃなくて、色とか大きさとか、図鑑をみて作られてるんですね(それも子ども用の図鑑)。

misawa.jpg
(毎年買ってる♬これは来年のカレンダー

その三沢さんが北海道に旅行に行ったとき、実物の馬をたまたま見かけて、馬ってでかいなーと思って、帰ってその印象で馬を彫り出したら、なんだかでかすぎて、どうも馬っぽくないのでしばらくほっといた。で、ある日、ふと思い立って角をつけてみたら、三沢さんのなかで、これは馬じゃなくてユニコーンだ!ユニコーンはこの大きさだ!って、ぴーんとひらめいたんだそうです。

上の画像のユニコーンが、2頭一対、三重県立美術館の展示のエントランスに、どーんとあったんですが、かなりでかかったんですね。で、三沢さんがその話をべつのトークショーでしたときに、お客さんに、ユニコーンってどれくらいの大きさですかねーって聞いたら、ひとりのおじさんが、自分のユニコーンはもっと小さい、って言ったそうで、その話がすっごい好きです。

三沢さんのイメージの中の馬が、まずはそれくらいでかかったこと。
幻想の動物であるユニコーンの大きさって、きっとみんな違うってこと。

ずっとずっと、すごく背が高いと思ってた、となりのおばちゃん(わたしんちの)が、ある日、そんなに大きくないって気づいたときのこと(わたしがぼけてんのか、それに気づいたのは20歳くらいのときだった。けっこうよく会ってたのに)。

まんが『動物のお医者さん』に出てくる犬嫌いの女の子の思い出では、「子どものときに、地獄の番犬みないな巨大な黒犬においかけられたうえ、誰も助けてくれなかった」んだけど、当時そこに居合わせた幼なじみによると、黒犬はふつうの中型犬で、犬はわんわんと楽しそうにその子とじゃれてるっぽくて、全体的にほんわかした雰囲気だったから遊んでるんだと思って誰も止めなかった、という。

ーーー
「ある時」、「ある場面」は、自分のものと思いがちだけど、その場面に相手があるとき、向こうも同じ場面を経験しているけど、カメラ位置も、見えているものも、前後の文脈も経験も違う。
ひとりがものすごく覚えていて、もうひとりは全然覚えてないとか、覚えてるけど細かい部分がぜんぜん違うとか、それはもう、違いをおもしろがったほうがおもしろいなって、あらためて思った(でも、だから、事件の聞き込みとかって大変だよなあとか)。

なんだか関係ない話になっちゃったけど、じぶんの記憶も、原稿はそのときリアルで書いていたからそのとおりなんだろうけど、それもあらためて読み返してみると、懐かしい気持ちになることも、または新しい、または人の体験のような気持ちになったり、しみじみといろんなことも思い出したりした、この数ヶ月でもありました。

『おしゃべりニューヨーク』文庫は、とりあえず1、2巻発行です。
1冊だいたい250ページありまして、だいたいが見開き完結ですので、どこから読んでもよいかんじです〜。ぜひバッグに1冊♬♬
(原稿はまだあるので、3巻も出せるといいんですが)。

どうぞよろしくお願いします!

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