MONMON PRESS
エッセイマンガ家 イラストレータ- MONの仕事
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年始
年末からの完全昼夜逆転生活をなんとかしようと思うのですが、すっかり国内時差ボケ状態になっていて、そのうえ気温が低いせいか、いつもの低血圧がよけいひどく、これはもう体が冬眠状態に入りつつのあるのではないか、ああもう洞窟に入りたいとか思ったりとか、もう、なんでもいいから逃避の言い訳にしたいのがみえみえですね。

というわけで、仕事をしておりますー。パピークラブシリーズの最終巻、第4巻のゲラチェックです。
昨夜、大好きな翻訳家である小川高義さん(ラヒリのも好きだし、アーヴィングの翻訳はこのかたのが一番好き。とにかくするする読めて、会話が自然なのが好きです)の「翻訳の秘密」を読んだばかりなので、気が引きしまっております。
そして、小川さんの新訳で、はじめて「グレート・ギャッツビー」を読んで、おもしろかった。
人をとりあえず批判しないようにする癖があるために話をよく聞いてくれる人だと思われちゃって、しかたないんだけど、やっぱ途中でいやになっちゃうこともあるっていう主人公の語り口がすごく気がきいていて。ロバート・レッドフォード主演「華麗なるギャツビー」(映画)もこんど見てみよう。あの映画、衣装がすべてラルフローレンなんですよね。いかにもなかんじです。

大晦日と元旦に、「グッバイ、レーニン」と「グラン・トリノ」を見ました。ネタバレはないつもりですが、長くなっちゃうのでおりたたんでおきます。
「グッバイ~」は、かわいくていい映画だけど、主人公くん、ここまでママが好きでいいのかな?とかちょっと思っちゃった。しかたないのもわかるけど、わたしがこの子の彼女だったらちょっといやかも。すみません。
登場人物がみんないい人なのもよかったけど、その中でも、わたしがいちばんいい人だなと思ったのは、お姉ちゃんのだんなさん。連れ子ちゃんのお世話もひょうひょうとこなし、マスオさん状態で妻の実家に間借り暮らしのうえ、多少文句は言っても家族のいろんな複雑な事情につきあって、恩着せがましところがない(軽くて何も深く考えてないという見方もできますが)。

「グラン・トリノ」は号泣~。いけません、もう、じいさんは、まったく。
でも、実の息子さんたちも、ある意味かわいそうだったな。わたしは世の中のことはほとんど、タイミングと相性なのではないかと思うことがよくあります。実の家族ですら、相性良いことも悪いこともあって、たまたまそういう組み合わせだっただけだと思うのです。たまたま相性がよかっただけで、「やりかた」がよかったとか悪かったとか言われたくないのです。そして人と巡り会うタイミングも、若い時だからよかったことも、年取ったからわかることもいっぱいあって、だから、ウオルト(マックイーン)とタオは、「タイミングと相性があった」のだったと思う。

映画のモン族のギャングを見ていて、マウイ島で出会った、サモア人の男の子と結婚していた日本人の若い(当時)女の子のことをちょっと思い出しました。
彼女は日本で中学時代いじめにあったため、逃げるようにアメリカへ留学したのですが、留学先で差別にあい、学校の先生の紹介で、日本人移民の多いマウイに移ってきたとのこと。そして高校で彼氏と出会ってさっそく子どもができちゃって、子どもを育てながらカレッジへ行っていました。マウイのサモアギャングとトンガギャングの抗争の話(はい、ハワイが安全ぽいのは見えないようにしてるだけ)や、サモア人社会に嫁としてとけこめないことなど、よく話をしてくれましたが、なんにしろ、たくましいなあと感心しました。
わざわざ約束して会うほどの仲でもなかった彼女と、たまたまばったり出会ったバーガーキングのテラスで話ししてたとき、その横を、日系2世のおばあちゃんたちが、「カーをパークしてくるけん」と、英語と広島弁がごっちゃのことばで話ながら通り過ぎていったことも思い出します(広島人がハワイ移民には多いのです。ちなみにうちの両親は広島人で、大阪生活が人生の2/3になろうかというのに、自分たちは広島人だと思っています。言葉も広島弁のまま、でも今更住みには帰れない、ある意味移民ですね)。
その後、うわさで、親戚15人がひしめいて暮らす家(ハワイは家賃と物価が高く、貧富の差がすごく激しいので、低所得者層では、親戚から友だちまで集まって、ぎっちり詰まって暮らしている家が多かった。ホームレスもたくさんいました。キャンプ暮らしのヒッピーも多いのであまり目立ちませんが)から夫婦と子どもで出て、彼女がハワイ大学でソーシャルワーカーの資格をとるために、オアフに引っ越したと聞きました。
あれから15年。元気でいるといいな。
コメント
この記事へのコメント
Re: グラン・トリノ
グラントリノ、モン族の人たちの食べ物を続々と持って行くとこはほんとおもしろかったですねー。あの食べ物がもっともっとどんなのか見たかったです。とくに、イーストウッドが「これなら歓迎だ」とか言ってたチキン。イーストウッドが、頑固なじいさんだけど、案外若者のなかに入ってもマイペースで話しするとこなんかも好きでした。
2010/02/02 (火) 16:56:51 | URL | MON #-[ 編集]
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2010/01/06 (水) 16:01:05 | | #[ 編集]
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