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ディア・ドクター
ディア・ドクター」を見てきました。
「ゆれる」も大好きだった西川美和監督の新作。
冒頭の風景で、もうやられてしまったわたし。ああ、田舎ってこういう色だなあって。
この監督は、原案、脚本、監督をすべてやられてますが、いつも(といっても「蛇イチゴ」を見てないので2作だが)セリフや家の中や服なんかが、不自然だと感じることがない。そこが好きです。
わたしが劇場でみる芝居が苦手なことが多いのは、セリフがいわゆる芝居くさいからなことがよくあるのですが、映画でもそういうことは結構あって、あ、芝居くさい、こんなこと言わないよ、と思ったとたん現実に引き戻されてしまうのでがっかりしてしまう。演出として芝居くさいのはよいんですが。
豪華なオールスターキャストで、ちょっと登場人物よりも役者がたってしまった部分もあった気もしますが、それでもみんなうまかったな~。
なんだか何を書いてもネタバレになってしまうので書けませんが、小心者なわたしはもうどきどきしっぱなしで、どきどきしすぎて泣けてくるわで、また、はっきりそれとは描かれない恋愛感情にこれまたすごーくどきどきして、そしてみんな別にいい人なんかじゃなかったりとかいうところも好きでした。ラストは賛否両論あるでしょうが、わたしは「おとしまえをつけた」というかんじでとっても好きです。すいません、全然なんのことかわかりませんよね。はい、ぜひ、見てください。

「ディア・ドクター×西川美和」というメイキング本も買って、さっそく読んでしまいました。
鶴瓶のインタビューで、
「自分の足りてなさが、いつかばれるんちゃうかという不安はだれにでもあるやろし、それが怖いから、みんな努力するんやと思うねんな」
「そもそもね、自分に自信がないということと、プロ意識を持って働くということは、まったく矛盾しない」
「不安があるから、自分にできる範囲のことはきっちりやっておこうと思える」
また、監督のインタビューで、自身が育った家のことについて、
「ウチほど文化というものと縁遠い家はないというくらい未文化な家でしたね。渇望感が大事なキーワードで、とにかく渇望してたんですよ、文化というものに。飢えというのが、両親が与えてくれた最大の宝物です(笑)」
などなどに激しく共感しました。
この本、監督の絵コンテがすごいうまいのも必見。
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