MONMON PRESS
エッセイマンガ家 イラストレータ- MONの仕事
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大MON展のおしらせ
10月に成安造形大学にて、28年間全仕事の展覧会をすることになりました!

【大MON展】
2012年10月2日(火)〜14日(日)


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(クリックですごく拡大)

成安造形大学内ギャラリーのうちの4つを使っての、もういつ死んでもいいかもしれない回顧展!?
・ギャラリーフォレスト「シロクロのへや」:単行本約10冊分のマンガ原稿を中心に原稿、雑誌や単行本のイラストカットなどモノクロ原画を展示。
・ライトギャラリー「イロイロのへや」:『アメリカまるかじり』150ページ原稿と自費出版本MONMONBOOKS原画を中心に、雑誌や単行本用のイラスト・カットの展示。
・ギャラリーウインドウ「イヌイヌのへや」:黒犬グッズ。
・学内カフェ結エントランス:冊子とグッズ販売。

上から3つのギャラリーは12:00-18:00
カフェ「結」営業時間11:00-18:00


10/8はすべて休館
カフェ結は10/8と10/14休み。
●10/6・7日は大学祭もやってます

アクセス:JR京都駅から湖西線で約20分、おごと温泉駅下車、湖側ターミナル滋賀銀行前より無料スクールバス3分

各ギャラリーの場所こちらにて確認いただけます。また、守衛室(スクールバス発着所すぐ)と各ギャラリーにマップを 用意しておりますので、ご利用ください。
(お車の場合は「結」駐車場から校庭への通路山側にライトギャラリーがあります)

関連イベント1:ギャラリートーク
10/12(金)18:30〜ライトギャラリー前か中にて(お天気や気温により、きもちの良い方を当日決定)
自由に飲み食いしながらユルくお話ししましょう(申し込み不要/無料)。
ゲスト:青木俊直(漫画家)まつむらまきお(漫画家)
そもそものスタート地点であり、ここ数年また活動の場ともしている同人誌・自費出版の世界。 つかずはなれずみてきたこの30年について、ゲストをお迎えしてのトーク。30年前の同人誌など黒歴史も登場するかも!?

関連イベント2: Zine Picnic in 滋賀
10/13(土)12:00-16:30 詳しくはこちら
成安造形大学内カフェ「結」ウッドテラスにて
ZINEとは、じぶんで作る本のこと。Zine PicnicはZINEの販売や交換を通したコミュニケーションの場です♬レジャーシートとZINE、おやつやおにぎりを持ってお気軽にご参加ください(参加費/申込不要)。
*大阪のZINE専門店Books Dantalion出店、 京都の期間限定書店・三条富小路書店出店。その他、豆ZINEワークショップなど開催予定。

**************

ただいま、押し入れをひっくりかえして、すべての現存原稿を発掘中!展覧会のコピーとしましては
「作品」はない/あるのは「原稿」だけ/たくさんあるよ!
としています。

わたしは個人的には、イラストというのは原画を見せるためのものではないということをずっと思ってまして、別にそういうポリシーがあったわけではなく、28年間ずっとこの仕事をしてきて、99%、印刷されるためにしか描いたことがないのです。
ですし、やっぱそういうもんだと心の底では思っています(自分に関してですよ)。

ここしばらく、じぶんの描いたものを「作品」と言われたときの居心地の悪さについて考えていて、「作品」を作ろうとして描いたこともないし、何に使うか考えてからしか描いたことないし、じたばたと、なんだかとっても遅く来た反抗期のように、「’作品’なんかじゃねーよ!」みたいな気持ちをこめてみました〜。

どんなものでも、その価値というのは、あくまで見る人の気持ちにあるものですよね。
何がアートかとか、あっている、まちがっているっていうような議論にはまったく興味がなくて、わたしが好きじゃなくてもたくさんの人が好きならそれでいいし、わたしだけが好きであってもいいし。
何がイラストなのか、何が作品なのかとか言いたいのではなく、たとえば世界にひとつの作品と、こどもが描いたものと、茶色く焼けた雑誌のキリヌキを大事に持っている人の気持ちには違いはないと思えます。

なにかに「使われるイラスト」という世界では、1cm角の小さなアイコンカットと、絵の具で数ヶ月かけて描いた大きなもののどこが違うかというと、イラストの価値として、まったく違わない。
そしてまた、わたしとは別の有名なイラストレーターのかたのイラストと、看板やスーパーのチラシや洗剤の注意に使われている記名すらないイラストとも、イラストとしては、まったく価値の違いはないと思います(一昨年あたり、イラストレーション誌チョイスのコーナーで安西水丸さんが、このようなことを書かれていて、とても感銘をうけました)。

一応わたしは印刷媒体をはじめとして、ウエブも含め、大量複製されて見てもらうというメディアで仕事をしてきてますので、じぶんがイラストやマンガの原画を見るときには、印刷とどのように違ってるのか、どうやってパーツの役割をしているのかというところが主な興味です。
なので、そのあたりをそのまま(トレペがかかってたり、デジタル以前のものも多いですから、紙焼きの写植が貼ってあったり、デザイナーさんや印刷屋さんの指定が入ってたり、バラバラだったり)お見せしたいと思いました。
わたしだけでできたものはここにはない、みたいなところ。

でも、てゆーか、あまりそんな、めんどくさいことは考えないで全然よかったりもしますよねえ。

なぜいま展覧会なんてしたくなったかというと、わたしはとても刹那主義者で、ほとんど過去をふりかえらない(考えないことにするっていうのも含めて)んですが、今回は半世紀生きちゃったよなーみたいな気分もあり、なんとなく節目として、いちどひとくくりにしてみるのもいいかなーと思ったのでした。
年の前半に、丸善ジュンク堂梅田店でやらせていただいたフェアのときに、ざっくり整理をできたこともきっかけとなりました(このときは、本をメインに見せることをしたので、今回はずっとほったらかしてた原画の整理もしちゃおうと)。

あとは。。。いま原画を整理しつつ眺めていて、自分なりに、まあがんばったかなあと思うのは、この原画のほぼすべてに「語り」があることでして、そのあたり、ゆっくりご覧いただけたらとても嬉しいです。
がんばったなあっていうか、なんだかこんだけ人に話したいことがある自分が結構キモイですね(汗)。

滋賀県ということもあって、なかなか遠くからおいでくださいとは言えないですが、秋の京都観光などとあわせて計画されてもいいかも!?などなど。。。。
京都駅からは乗り継ぎスムーズにいけば、30分程度と案外近かったりしますし、関連イベントもありますので、ぜひ♬

カフェ結(ゆい)は、ヘルシーでローカルな食材を使った、びわ湖ビューのとてもいいお店です!ケーキもおいしいです(わたしはブルーベリースコーンが特に好きです〜〜)。
おいでになられたら、ぜひゆっくりしていってください。

Twitterでもいろいろお知らせしています!
過去のつぶやきはこちらでも(ツイログ)
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Zine Picnic in 滋賀のお知らせ
Zine Picnicを滋賀で開催しまーす!
場所は、滋賀の成安造形大学内カフェ「結」のウッドテラスです。
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Zine Picnic in 滋賀
10/13(土)12:00-16:30
成安造形大学内カフェ「結」ウッドテラスにて
(JR京都駅から湖西線各停で約20分、おごと温泉駅下車、成安造形大学行き無料スクールバスにて約3分)
*大阪のZINE専門店BOOKS DANTALIONさん、京都に年末の2週間現れる三条富小路書店さんの出店あります。
*ZINE=自分で作る本、自費出版物、リトルプレス、同人誌、フリーペーパーなど、また、ハンドメイド、ホームメイドの雑貨なども含め、販売、物々交換、閲覧など、自由にコミュニケーションしてください。

詳しくは特設サイトを(Zine Picnic in SHIGA)!
以前の大阪Zine Picnicのようすはこちら!
Zine Picnic本サイトの以前のようすはこちら!

ワークショップなどやってみたいかた、募集中です!
サイトよりお問い合わせください。
晴れるといいな。
8月です
8月です。
なんだか、もう、すぐ9月になる気がします。
7月

今年の夏はたしかに暑いし、じじつ自分バテてるし、なんですが、朝夕は涼しい日が多くて比較的過ごしやすいような気がしています。なら動けよってかんじですが動けてません〜。
大学への出勤は普段、3回乗り換えていちばん速い経路で行くのですが、それだと7分くらい歩くので、あえて早起きして外を歩かなくていい経路で行ったりしていました。

大学は月末のオープンキャンパスや成績つけやその他の業務もだいたいは終わり、一応夏休みになっています。が、今年は秋の原画展とか、もうひとつプロデュースをしている卒業生の展覧会の準備があり、休み中も作業が続きます。
28年間の仕事などなど、押し入れにあった原画をすべて展示する、量だけはあるという原画展になる予定でして、10/2~13(たぶん日曜と祝日が休み)です。大学にある大小3つのギャラリーとカフェのショップで開催です。

関連イベントも企画中。ひとつは10/12(金)の夕方から、ギャラリー前でビールとかあけながら(肉も焼くかもしれない)ゲストをお招きして、この30年間の同人誌やら自費出版やら仕事やら事務所やらみたいなことをだらだら話す会。
それから10/13(土)には、大学カフェのテラスで、ZINE PICNICをやります!!こちらはまた正式なリリースをしますので、ぜひ遊びにいらしてください。

*********
8/18から26まで、京都のh2oギャラリーで開催の『シルクとカッパン』展に参加します。
活版活版2
(クリックで拡大)
大きな意味での「印刷」。
シルクスクリーンと活版印刷に焦点をあて、「作品」も、より身近に感じてもらおうという企画です。
わたしは活版印刷で参加。
で、昨日、今回活版を担当される「江戸堀印刷」さんへ、印刷立ち会いに行ってきました。
IMG_4517.jpg
既に「版」ができていて感動!
A4サイズに組みこんでくれています。
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職人さんが「圧」やインクののり具合を何度も試してくださいました。
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うちの犬が。。。。
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版にインクがのった状態で、再度位置調整。

などなどを繰り返し、圧を変えながら、希望のへこみぐあいなどをお願いしました。
それでも1枚1枚微妙に刷り上がりが違うのが楽しいですね〜〜。

できあがってきたら、エディションを入れて販売します。

*******
これとも関連あるような、ないような、ですが、「作品」っていう単語のことを考えることが最近しばしばあって、わたしじつは自分が描いた絵のことをずっと「作品」って言ったことがないんですね。
ずっとわたしには「原稿」なんです。
「原稿」は雑誌とか本とかに載ってはじめて表に出る。
原稿そのものは基本見せるものじゃあない。

大学で働くようになって、それも美大だから、みんな描いたものを「作品」っていうことに、当初わたしはとても居心地が悪かったのです。

あ、あとは、仕事をしているあいだも、デザイナーさんにたま〜に他の作品も見せてって言われることがあり、そのつど、「ええ、『作品』って、ない。。。。」と思ったりもしていました。
『作品』って何なんだろうって思っていたんです。

大学に勤めるときの面接には、ポートフォリオを出すんですけど、そのときもまたまた「作品」ってことばが出てきて、「作品」なんてないよ、「仕事」「原稿」ならあるけど。。。。と思ったりしました。

全然違うけど、つい最近、(わたしはあまりイラスト周りのことって不勉強で知らないのですが、でも)大好きな渡邉良重さんの、というか「KIGI」っていう、渡邊さんと植原さんのデザインユニット)の本を買って(震えました〜すてき!!)、渡邊さんがデザイナーなこと、イラストを描くときには納期優先なので、そのままでは見せられないものになることもある、だけど最近、絵じたいを見せることも考えるようになった、っていうようなことを言われていて、大変かなり僭越ながら、ちょっとだけわかる、と思ったのでした。

それでもわたしはアーティストじゃないしクリエーターでも絵描きでもないんで、で、でも印刷ということに別にこだわってはいないけど、作品そのものを売るようなことってやっぱあまり考えられない。
それに、作品をのものを売るということでもわたしはやっぱり、それを買う人がいるとして、じゃあその人はその絵をどうしたいのかと考えてしまう。
やっぱり絵を買うっていうのは(いわゆる現代アートな投機とかコレクションとかじゃなければ。そして、そんなものは一部の人のものであって、たいていの人にとっては)インテリアなのじゃないのだろうか?

だからといって、インテリアとしてだっていろんな好みがあるわけです。
万人に受けるように描くというのも、ありはありだと思うし、そうじゃないのもありでしょう。
それがインテリアかどうかというのはまあおいとくとしても、ぴーんとくるものがあって、いつも見ておきたいと思う。だから買おうと思うのじゃないのかなあ。それはインテリアなのではないのだろうか。
だけど、それがポスターやポストカードでなくて、描かれた本物で1個しかないものをある程度のお金を出して手に入れたいと思うほどのものかを考えなくてはいけないのではないかと。。。。
あくまでわたしの考えですよ。

まことに僭越ながら、すてきな絵でもそこから自分が何を得たいかが、本物が見たいかどうかの判断で、それは見ないと結局判断できないから見るのですけど、アイデアがいいなと思うものはカタログを持っておきたいし、カタログでよかったと思うこともよくあります。
ただし、わたしには実はあまりないのだけど、そこにそのたったひとつの絵があることがだいじと思えるものもある。わたしにとってはMOMAにあるロスコの絵なんていうのはそれ。

イラストっていうことを考えたとき、原画を展示してみてもらうのは、わたしの考えのなかでは、原画と印刷物を比較して見てもらう以外のことは考えられない。
印刷で色が出ないとか言ってるイラストレーターって信じる気になれない。
印刷に色がしっかりでないことなんていうのは、ある程度あたりまえのことだし(わたしはそのなかでしか仕事をしていないので)、そこでどうするかを考える以外のことはしたことがない。
でもやっぱり、どのくらい違うかとか、ちゃんと色出ててこの印刷すごいなとか、そういうのはとても興味があるから、やっぱり原画を見てみたいと思う。
切り貼りのイラスト原画とか見るのはすごく好き(高野文子さんの原画見たときは、その切り貼りのすごさと印刷物の完成度の高さに興奮!!)。

こんどの原画展では、わたしのは切り貼りもないですが、人の手が入ってはじめて印刷物になっているということを見てもらいたいと思ってます。
で、活版印刷のエディションつきのプリントを販売するっていう企画は、初めてのことで、でも、1枚1枚刷り上がりが違って、でも、作家のプリントとは違って機械の印刷で、だからお求めやすいお値段で販売、という趣旨は、なにか、ちょっと次のステップが見えるみたいな感触がありました。

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